ご挨拶

皆様の考える「健康」とは何ですか? WHO(世界保健機構)では「健康」を、「完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない」と、定義しています。 つまり、「心も体も両方とも健康でなければなりません」と言っているわけです。 私たちのクリニックでは単に病気を治すだけではなく、子どもから高齢者まで3世代で安心して「何でも気軽に相談できるホームドクター」でありたいと考えております。また、日頃から病気の予防も重視していく、「予防医学」にも力を入れて行きたいと考えております。


医師紹介

▼経歴

・埼玉医科大学大学院卒業
・埼玉医科大学 第三内科助手
・秩父病院 内科
・鴨居病院 内科部長


信頼される医師を目指して

昨今医師と患者様の信頼関係が失われつつあると言われています。どうして医師と患者様の信頼関係は失われてしまったのでしょうか。おそらく双方いろいろと言い分はあると思います。ある人は「悪いことばっかりしている医者が多いからだよ」といい、またある人は「医療ミスを隠してばかりいるからだよ」といいます。でも反対に、「あの先生には良くしてもらって・・・」と言って感謝して帰る患者様もいらっしゃいます。その差はどこから来るのでしょうか。

最近になり、「インフォームド・コンセント」という言葉をよく耳にするようになったかと思います。これは、「説明と同意」とも訳され、治療の内容を患者様自身がよく理解し、さらには治療法を選択するという立場の考え方です。これこそが医師と患者様の信頼関係を構築するヒントになるのではないでしょうか。治療を開始するときには、医師も患者様本人も双方その疾患に対して「興味」を持ち、しっかり勉強して、お互いによく理解したうえで治療を開始する。このことこそがまさに「より良い医療」につながるのではないかと考えます。そのためには、情報の開示と詳しい説明の元に、しっかりとした理解が必要だということになるのです。「忙しいから説明できない」などというのは当然もってのほかだし、逆に「聞いてもわからないからお任せします」でもだめなのです。お互いに興味を持って、協力しながら「二人三脚で」治療していかなければなりません。

医師が「偉い先生」だったり、「お医者様」であった時代は終わりました。これからの医師と患者様の関係は、ホスト(提供者)とユーザー(利用者)との関係であり、対等の関係でなければならないと思います。
 
皆様ももっとご自分の体に興味をお持ちになり、より健康的で、楽しい毎日を過ごしましょう。


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